糖尿病の症例2 外来通院で血糖コントロールを改善した73歳男性の症例
外来通院で血糖コントロールを改善した73歳男性の症例
症例のポイント
この患者さんは、かかりつけ医より血糖コントロールが不良のため入院を勧められた73歳男性 です。
血糖値は 351mg/dl、HbA1cは 12.7% と高値を示し、1日5Lもの水分摂取や夜間頻尿などの症状がありました。入院適応と判断されましたが、ご本人の希望により 外来での治療を選択。糖毒性の解除と薬剤調整を行い、 1~2週間で症状が改善 しました。
現在は 血糖値106mg/dl、HbA1c6.5%を維持 し、良好な血糖コントロールを達成しています。
- 入院適応だったが、患者の希望もあり相談後に外来治療を選択
- 初診時の血糖値351mg/dl、HbA1c12.7%と高値
- 1日5Lの水分摂取、夜間頻尿で睡眠不足
- 糖毒性の解除と薬剤調整で1~2週間で症状改善
- 食事療法・運動療法の継続により血糖値106mg/dl、HbA1c6.5%を維持
患者プロフィール:73歳男性
かかりつけ医より、「糖尿病が悪化しているため入院が必要」と紹介された73歳の男性です。
数年前に 2型糖尿病と診断 され治療を受けていましたが、糖尿病の悪化により当院の外来を受診されました。
受診時の状態
初診時の血糖値は 351mg/dl、HbA1cは 12.7% と非常に高い状態でした。また、1日に5Lもの水やお茶を飲み、夜は1時間おきにトイレで起きる ため、睡眠の質も悪化していました。
治療方針:外来での糖毒性解除
本来、このような状態では 入院して治療を行うのが適切 ですが、患者さんが 「どうしても入院せずに外来で治療を受けたい」 という強い希望を持っていたため、外来での治療を選択しました。
かかりつけ医の先生も治療に難渋され、すでに糖尿病の飲み薬を 3種類 使用されていました。
そこで、当院では 糖毒性(高血糖による悪循環)の解除を最優先 とし、内服薬を2剤に変更し注射製剤を使用し血糖コントロールを開始しました。
経過:のどの渇きと夜間頻尿の改善
治療を開始して 1~2週間後 には、
- のどの渇きがなくなり
- 夜間の頻尿も改善し、ぐっすり眠れるようになった
この短期間で、患者さん自身も 体調の変化を実感 し、前向きに治療へ取り組まれるようになりました。
患者さんの努力とさらなる治療調整
血糖値が安定し始めた後、患者さんは 間食を控え、バランスの取れた食事 を心がけるようになりました。
また、血糖値がある程度落ち着いてから 運動療法 も取り入れ、さらに インスリンの効きを良くする薬 を追加しながら、継続的に治療の調整を行いました。
入院治療の重要性と外来治療の可能性
本来、今回の患者さんは 入院治療の適応 でした。
最近では 良い糖尿病治療薬が増えており、外来でも対応できるケースが増えてきています が、
すべての症例で入院が不要というわけではありません。
糖尿病教育入院 を行うことで、
- 糖毒性を解除し
- 糖尿病の正しい知識を身につけ
- 食事・運動療法を体験する
こうした経験が、その後の糖尿病コントロールに 良い影響を与える ことも知られています。
また、糖尿病性ケトアシドーシス や 高血糖高浸透圧症候群 など、緊急入院が必要なケース では、 外来治療では対応できません。
そのため、入院が必要かどうかの判断は、担当医による適切な評価が重要 です。
現在の状態
この患者さんは、 自身の努力と外来での適切な治療 により、現在は 血糖値106mg/dl、HbA1c6.5% を維持し、良好な糖尿病コントロールを達成しています。
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