いまふじ内科クリニック兵庫県明石市硯町  スーパーマルハチ硯町店2F
内科・糖尿病内科・循環器内科・心臓リハビリテーション

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心臓の病気

CARDIOLOGY

心不全とは

心不全とは、心臓に何らかの異常があり、血液を送り出す機能が低下して、全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態をいいます。 送り出せずにたまった血液は例えば両足のむくみになったり、胸に水がたまったりと形を変えて現れます。これらにより動いたときに息切れする”労作時呼吸困難”がでて患者さんの生活に影響したりしてきます。

心臓は1分間に4-6Lの血液を全身に送り出しています。500mlのペットボトル1本をおおよそ5秒間で満タンにする速度です。すごい速さですよね 。 これほどの仕事を毎日毎日、この世に生まれてから最後の時を迎えるまで心臓はやっているのです。そのため少し心臓の機能が落ちるようなことになれば、このすさまじい量の仕事をさばくことができなくなるのは、なんとなくイメージができるような気がします。
また心不全は心臓の収縮する具合により分類されます。
収縮能が保たれている心不全”HFpEF”や収縮能が低下している心不全”HFrEF”、その中間の”HFmrEF”などですが、これらは心エコーにより分類され治療方針に影響します。

当院ではこれら心不全の分類をはっきりさせ心臓が長持ちできるよう治療を行っています。

〇心不全”HFpEF”とは

収縮能が保たれているタイプの心不全で、全身に血液を送り出す心臓の部屋”左心室”がしっかりと動いているけれど、心不全になってしまうものいいます。心臓がしっかりと動いているのに、心不全?どうして?と思われるかもしれません。実は心臓は収縮する前には血液を貯め込むために大きくなり、これを拡張といいます。すなわち心臓は拡張、収縮を繰り返していることになります。高齢にあれば拡張する能力がおちることが言われており、この拡張能が低下することにより、処理しないといけない血液をさばききれず、心不全になってしまうのです。貯めることも大事なんですね。このHFpEFは高齢者に多いといわれています。

〇心不全”HFrEF”とは

収縮能が低下している心不全を言います。収縮能?EF?それはなんですか?と聞かれたりしますが、左心室(4つある心臓の部屋の中で血液を全身に送り出す一番大切な部屋)が貯めた血液を送り出す能力のことをいいます。例えば左心室に100血液を貯めたとしましょう。この状態で心臓が1回収縮した後、左心室の中に65残っていたとします。ということは35、心臓が全身に送り出しことになります。医学用語で表現すると「EFは35%」ということになります。※EF:イーエフと呼びます。日本語で言うと左室駆出率と言います。このEF:左室駆出率が40%未満であればHFrEFということになっています。このタイプの心不全に有効な治療薬が決まっています。当院ではタイプを判断し薬物療法を導入しています。

 

心不全の原因

心不全の原因として多いもの

最も多いものとしては虚血性心疾患で、次に高血圧症、弁膜症の順です。ただしHFpEF(左室収縮能が保たれた心不全)の原因で多いものとしては高血圧症が多く、欧米に比べると日本は高血圧性心疾患の割合が高くなります。

  • 虚血性心疾患
    心臓に血液を送る冠動脈が詰まると心臓はダメージを受けます。これを虚血といい、これに伴う心疾患を虚血性心疾患といいます。このダメージにより心臓の機能が低下し心不全になります。
  • 高血圧性心疾患
    高血圧は心臓への負荷になります。血圧が高いと心臓はその分、力を使って血液を送り出さないといけません。心臓は筋肉でできているので負荷が大きいときと、筋肉トレーニングをするイメージですが、心筋自体が分厚くなります。分厚くなれば血液を貯めこめなくなったり、拡張能が落ちたりして、心機能自体が低下します。これにより心不全が起こってしまうのです。
  • 弁膜症
    心臓には血液を一方方向に送り出す弁が付いています。この弁に異常が起これば、”一方方向”、”送り出す”ができなくなります。”一方方向”ができなくなれば逆流症、”送り出す”ができなくなれば狭窄症という病気の名前がつきます。弁の種類は4種類、僧帽弁、大動脈弁、三尖弁、肺動脈弁があり、それぞれの弁に異常が起こると程度はありますが、心機能が低下し心不全に至ります。
  • 心筋症
    心臓の筋肉、すなわち心筋の異常でも心不全を起こします。心臓が大きくなったり(拡張)、分厚くなったり(肥大)などが起こると、心機能は低下し心不全に至ります。
  • 心筋炎
    心筋自体に炎症があったりしても心機能は低下します。心筋炎はウイルスなどが心臓に入り込み、そこで炎症を引き起こします。
  • 先天性心疾患
    生まれつきの心臓の疾患が心不全を引き起こすこともあります。心臓に穴があいている病気(心室中隔欠損症や心房中隔欠損症など)は血液が逆流し心機能自体が低下し心不全に至ることがあります。
  • 不整脈
    不整脈は大きく分けると脈が速くなる場合と脈が遅くなる場合の2種類に大別されます。脈が速い場合は心筋が活発に働かざるを得なくなり、これが続くとやがて心臓は疲弊し心不全に至ります。また脈が遅い場合も、通常は80回/分くらいでする仕事を30回/分でしないといけなくなったり、心臓の筋肉が協調して働かなくなったりして、心機能が落ち心不全に至ることがあります。
  • 薬剤性
    抗がん剤や抗不整脈薬など心臓機能自体に悪影響を及ぼすことがあり、心不全に至ることがあります。

心不全の症状

心不全の症状は動いた時の息切れやむくみです。
また横になると息苦しくて咳が出る」や「夜中に息苦しさで目が覚める」なども症状としてあげられます。

心不全の検査

診断に必要な検査は胸部レントゲン、心電図、心臓超音波です。
また血液検査で心不全の程度を見る項目を調べたり、他の臓器への影響を見ることもあります。

心不全の治療

原因によって治療方法は様々です。弁膜症や冠動脈疾患は手術やカテーテル治療で改善する場合があります。また、基本的には内服薬での治療・コントロールが必要です。

院長より

医学部の学生のとき、PVループというのを習った覚えがありますが、とても難しく感じていました。
医師になって心不全をみるようになって、このPVループがとても大切というか、心不全を理解するのにとても役に立つのを実感しています。
HFrEFになるとどのようなことをPVループで説明できるか。下図の青ラインの傾きが低下するのです(点Cが赤ラインに近づいていく)。
となるとC’がA’に近づいていく。EFというのはA’-C’/A’で表現されるのでEFが小さくなってしまいます。
気になったらお気軽にご相談ください。

収縮能を表す直線

 

安定狭心症とは

胸痛の出かたが、落ち着いている場合を安定狭心症と呼びます。
落ち着いているというのはずいぶんあいまいな表現ですが、発作の回数、持続時間、運動強度など総合的に評価します。

安定狭心症の原因

動脈硬化が基礎となり心臓自体を栄養する血管の中が細くなってしまい、血液が十分に心筋に供給できないことで症状が出現します。そのため通常は動いた時に症状がでることが多いです。
心臓自体を栄養する血管が細くなるのは動脈硬化が原因になることが多いです。
その他には川崎病、血管炎、遺伝なども関係することもありますが多くは生活習慣病であるコレステロールに加えて、禁煙、さらには血圧、糖尿病への対応が必要になります。

安定狭心症の症状

階段や坂道を上ったりしたときなど、体に負荷がかかる運動をした場合に胸全体が締め付けられる感じ、圧迫感を感じると表現されることもあります。
症状は個人差があり肩や歯が痛むと言われる場合もあります。

安定狭心症の検査

運動負荷試験や冠動脈CT、心筋シンチグラフィー、心臓カテーテル検査などがあります。心臓カテーテルの時にはFFRという方法で虚血を証明する場合もあります。

安定狭心症の治療

基礎となるお薬は飲んでもらうことになります。また胸痛自体を内服薬で対応することもありますが、多くは虚血を証明しPCIやCABGという方法で治療することになります。いずれにしても患者さんに一人一人に対して治療法が変わります。

院長より

狭心症を積極的に疑う所見があれば精密検査をお勧めします。

当院では明石市立市民病院にて検査を受けてもらうことが多いですが、予約自体は当院からとることができ、患者さんは検査当日、検査だけを受けに行ってもらい、そのまま帰宅、結果は後日当院に来院してもらい、院長から説明することになります。
希望があったり、必要であれば紹介状を作成し総合病院を受診してもらうこともできます。

 

急性心筋梗塞とは

心臓を栄養する血管が突然プラークや血栓などでつまり、心筋に栄養と酸素が十分に届かず、心筋そのものが壊れ壊死をおこした状態をいいます。

急性心筋梗塞の原因

動脈硬化プラーク(コレステロールなどが蓄積した塊)が突然破綻し血管をつめてしまうことが原因です。
生活習慣病(高コレステロール血症、高血圧症、糖尿病、肥満など)のある方や喫煙、ストレスの影響が心筋梗塞の発症リスクを高めます。

急性心筋梗塞の症状

じっとしているのに胸が締め付けられる痛みが続く
冷や汗、呼吸困難、吐き気などを伴うこともあり。
しかし糖尿病があったり高齢の方だと症状がはっきりしないこともある。

急性心筋梗塞の検査

持続する胸痛などの症状に加え、十二誘導心電図、心エコー検査を行い急性心筋梗塞と診断できれば、もしくは疑えば、緊急カテーテルを行うことになることが多いです。採血データでも心臓から逸脱する酵素を確認はしますが、あくまで補助的なものです。

急性心筋梗塞の治療

急性心筋梗塞に対してはカテーテル治療を行います。カテーテル治療にて血流を回復することは可能ですが(困難な場合もありますが)、ダメージを受けた心筋梗塞の部分は元には戻りません。そのため速やかに血流を再開し心筋を守る必要があります。

院長より

急性心筋梗塞は命に係わる疾患です。
当院ではカテーテル治療は行っていないので、当院への相談が時間をとってしまう場合もあります。じっとしているのに胸が締め付けられるに痛い場合は総合病院への受診をお勧めします。

 

急性冠症候群とは

急性冠症候群(ACS)とは、動脈硬化で作られたプラークが壊れ、そこに血の塊ができるため、心臓を栄養する血管(冠動脈)の内腔が急速に狭くなったり、閉じてしまったりする病態をいいます。不安定狭心症、急性心筋梗塞を含んでいます。

急性冠症候群の原因

原因は動脈硬化の促進因子である喫煙、高コレステロール血症、高血圧症、糖尿病、加齢などがあげられます。
これらが複数、絡まりあって動脈硬化が進展してしまいます。

急性冠症候群の症状

  • 前胸部・胸骨後部の痛みがある(労作時・安静時問わない)
  • 労作時のみだった胸痛が安静時にも生じたり、労作時のままだが増悪傾向にある場合

など。

急性冠症候群の検査

冠動脈CTや心臓カテーテル検査などがあります。

急性冠症候群の治療

抗血小板薬やコレステロールを下げる薬でプラークが安定化することが知られています。また急性冠症候群と診断されてたほとんどの方は心臓カテーテル治療やバイパス術の適応になってきます。

院長より

症状から緊急で対応が必要な場合もありますので医療機関に相談してください。

 

心臓弁膜症とは

心臓弁膜症とは心臓の中の弁に異常をきたした状態をいいます。弁は血液を『一方方向』に『流す』という役割があります。
この『一方方向』というのができなくなれば逆流症、この『流す』ができなくなれば狭窄症ということになります。
また心臓の弁には僧帽弁、大動脈弁、三尖弁、肺動脈弁の4つがあります。その弁それぞれに逆流症、狭窄症という病名がつくことになります。
例えば僧帽弁逆流症、大動脈弁狭窄症といった具合です。

心臓弁膜症の原因

弁の種類は逆流か狭窄かで原因はかなり違います。
例えば大動脈弁狭窄症については動脈硬化が大きな原因になります。大動脈弁は動脈の一部ですので動脈硬化の影響を受けるからです。
その他、僧帽弁逆流症であれば弁自体が悪いのか、もしくは弁はきれいなんですが弁がくっついているところが広がってしまったり、ちぎれてしまったりすることで、弁がきちんと閉じない場合なども原因としてあげられます。

心臓弁膜症の症状

悪くなった弁の種類や程度によりますが、足がむくんだり、動いたときに息切れしたり、胸に水がたまったりなどの心不全症状がおこります。
また僧帽弁逆流症などのように心房細動を合併しやすい弁膜症もあります。

そうなれば動悸などの症状も伴うこともあります。

心臓弁膜症の検査

当院でも行っておりますが心エコー検査が有用です。

心臓弁膜症の治療

弁膜症の根本的な治療は逆流や狭窄自体を解除することです。
最近までは外科手術によるものしかなかったのですが、最近はカテーテルを用いた治療が大きく進歩しています。

院長より

経過によって症状はさまざまですが、多くは長い経過をたどります。
そのためいずれは増悪し予後が悪くなることが分かっている場合でも、ゆっくり経過するので積極的な治療(外科的な手術)が先延ばしになることがあります。
内科医として適切なタイミングで心臓血管外科につなぐことが必要になります。

 

不整脈とは

不整脈とは脈が速くなったり遅くなったり、もしくはバラバラになったりしてしまった状態をいいます。

不整脈の原因

不整脈はいろいろな種類があって、例えば期外収縮、洞不全症候群、房室ブロック、上室性頻拍、心房細動・心房粗動などがありますが、原因はそれぞれでことなります。例えば心房細動。これは加齢、高血圧症、弁膜症・心筋症・虚血性心疾患などの心疾患、甲状腺機能亢進症などで心房細動を引き起こしやすくなります。

その他、糖尿病、肥満、脂質異常症、慢性腎臓病、飲酒、喫煙、ストレスなども心房細動を引き起こしやすくする要因とされています。

不整脈の症状

例えば心房細動について、無症状の人もいますが、胸の不快感、動悸、息苦しさ、運動時の疲労感、めまいなどがおこります。
また中には脳梗塞を発症し、その際の精査で心房細動が見つかることもあります。
リスクにもよりますが心房細動は脳梗塞などの塞栓症を引き起こす不整脈なんです。

不整脈の検査

十二誘導心電図(12方向からの確認する心電図)やホルター心電図(24時間、不整脈を検出し続ける心電計)があります。

不整脈の治療

心房細動の場合はリスクにもよりますが抗凝固療法と言って、血液をサラサラにして塞栓症を予防する治療が必要になる場合があります。
その他内服薬で脈の速さをコントロールする、またアブレーションといって不整脈自体を起こさせないように不整脈の源を囲い心臓全体に影響しないようにしてしまう方法もあります。

院長より

不整脈と言っても多岐にわたりますので主に心房細動について説明しました。

当院では十二誘導心電図やホルター心電図(24時間モニターし続ける心電計)を用いて検査することができますので相談してください。

 

ペースメーカーとは

ペースメーカーとは何らかの理由で『心臓よ動きなさい』という命令が伝わらない時、もしくは命令自体がない時に、心臓を動かしてくれるものです。
心臓というのは洞結節といって心臓のリズムを決めているところが、毎回『動きなさい』という命令を出し、それに従って動いています。

その命令が伝わらなかったり、出なかったりすると心臓が拍動しないので血液が脳に回らず目の前が暗くなったり、さらには倒れてしまうこともあります。
そのようなことは命にかかわりますのでペースメーカーが働きサポートしてくれることになります。

ペースメーカーの適応

ペースメーカーは患者さん自体に徐脈の症状が出たり例えば心不全や、また失神したり失神しそうになったりなどがあれば適応になります。
ただただ脈がゆっくりで本人にとって何の症状もなければ、ペースメーカーは不要です。

ペースメーカー留置

ペースメーカーは左前胸部に留置されることが多いです。
おおよそ8‐10cmくらいの創で、ペースメーカー自体が少し盛り上がって見えることもあります。

ペースメーカー留置の検査

ペースメーカーの適応があるか調べる検査としては心電計があります。
外来であれば十二誘導心電図やまたはホルター心電図、イベントレコーダーなどがありますし、入院中であればモニターを用いて心臓の動きを確認します。
また植え込み型の心電計もあり必要であれば前胸部に心電計を植え込んで定期的に不整脈が起こっていないかチェックする方法もあります。

ペースメーカーでの治療

ペースメーカー自体が症状のある脈がゆっくりとした不整脈の治療になります。

院長より

ペースメーカーの適応がある場合は総合病院へ紹介いたします。
またペースメーカー留置後については当院にて遠隔モニタリングを含めたペースメーカー外来を行っております。

 

拡張型心筋症とは

拡張型心筋症とは心臓の筋肉が薄くなり、心臓自体が広がって心機能が低下してしまう病気です。

拡張型心筋症の原因

はっきりとした原因は不明です。

拡張型心筋症の症状

走ったり階段を上ると息切れ、呼吸困難が出たり、足がむくんだりと心不全の症状を呈します。
またひどくなってくると、じっとしていても息苦しく、呼吸があらくなりチアノーゼがでたりする場合もあります。

拡張型心筋症の検査

血液検査、心電図検査、心エコー検査、カテーテル検査など様々な検査が行われます。

拡張型心筋症の治療

内服薬による治療や体内に固定するデバイス、心臓移植などがありますが、個人個人により治療法は選択されます。

院長より

足がむくむ、動いたら息切れする、横になって寝ると息苦しいなどの症状があれば、医療機関に相談してください。

心アミロイドーシスとは

アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれる異常なたんぱく質が様々な臓器にくっつく病気です。
異常なたんぱくがくっつくので、その臓器はうまく働けず、例えば心臓に沈着した場合は心機能の異常や不整脈などを引き起こしてしまいます。
心臓に影響したアミロイドーシスを心アミロイドーシスといいます。

心アミロイドーシスの原因

アミロイド蛋白は30種類以上が同定されておりますが、心臓にくっつきやすいアミロイドーシスがあります。
大きく分けてAL型アミロイドーシスとATTR型アミロイドーシスです。

心アミロイドーシスの症状

心臓にアミロイドがくっつきますので、心臓が肥大してきます。
そのため心臓が思うように動けない(拡張不全などが起こりやすい)ことになってしまいます。
そういうわけで心不全の症状、動いたら息切れがしたり、足がむくんだりするなどが起こってきます。

心アミロイドーシスの検査

心電図検査や心エコー検査、心臓MRI、核医学検査、心臓カテーテル検査などがあげられます。
最終的に心アミロイドーシスかどうかの判断は心臓から組織をとってきて染色しアミロイドがいるかどうかをチェックします。

心アミロイドーシスの治療

ALアミロイドーシスに対しては化学療法や血液の成分を作る細胞を治療に使う自家造血幹細胞移植などの治療が行われています。
またATTRアミロイドーシスについては2019年に保険適応になったタファミジスというお薬があります。

院長より

ATTRアミロイドーシスについては最近薬剤が承認され診断から治療へつなげるようになりました。心電図や心エコー検査から疑える疾患ですのでまずは当院まで相談してもらえたらと思います。

循環器に関するよくあるご質問

Q.循環器科ではどのような病気を診るのでしょうか?

高血圧症、脂質異常症が多いですが、ペースメーカー留置されている方や虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞後、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、動脈瘤等の心臓および血管に関係する疾患が対象です。

Q.どのような症状で循環器科を受診することが多いのですか?

胸が痛い、動くと息切れがする、どきどきする、足が浮腫んできた、気を失った・失いそうになったなどで受診されることが多いです。また、健診で血圧やコレステロールの値が高いと言われたり、心電図異常を指摘されて来院する方が多いです。

Q.「生活習慣病」と言う言葉を聞きますが教えて下さい。

「生活習慣病」とは食生活、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が大きく関与する病気のことです。これまで「成人病」と呼ばれていました。

Q.「生活習慣病」にならないためにはどうすればいいですか?

生活習慣病を予防するためには、栄養やカロリーのことを知り、バランスのとれた規則正しい食事で、太り過ぎないようにカロリーの摂り過ぎに注意する。体力にあった適度な運動を行う。アルコールを飲むなら適量を守り、たばこはやめる。十分な休養を取り、ストレス解消に心がける。などです。言葉でいうのは簡単ですが。。。

Q.どんなことが血圧をあげるのでしょうか?

食塩・アルコールの過剰摂取、肥満、喫煙、ストレス、運動不足などが血圧を上げる要因になります。

Q.アルコールは飲んではいけないのですか?

厚生労働省は「健康日本21(第一次)」の中で「節度ある適度な飲酒」を提案しています。節度ある飲酒とは1日平均純アルコールで20g程度で大体ですが、「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チューハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。

Q.妊娠中の血糖や血圧について相談できますか?

はい、相談してください。
妊娠中の血糖値については管理目標がガイドラインで決まっていますし、基本的に内服薬は中止しないといけません。
分割職などで対応しますが必要な場合はインスリンを用いて血糖コントロールを行う必要があります。専門的な対応が必要になることもありますので、当院まで相談してください。
また血圧については妊娠中使用してはいけない降圧薬がたくさんあります。もし血圧の治療薬を飲んでいれば胎児に影響することがあります。この場合は変更が必要ですので当院まで相談してください。

Q.糖尿病のお薬を飲み始めると、ずっと飲み続けないといけませんか?

そんなことはありません。
ダイエットなどで減量した場合、まれですが糖尿病が治ることがあります。その場合は糖尿病のお薬をやめることになります。
またお薬の副作用で糖尿病になってしまった場合や、その他の原因(クッシング症候群、妊娠など)にきちんと対応できれば、お薬を中止することも、よくあります。

Q.栄養相談は受けられますか?

受けられますので、お気軽に相談してください。