循環器内科のよくあるご質問
- どのような症状で循環器科を受診することが多いのですか?
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胸が痛い、動くと息切れがする、どきどきする、足が浮腫んできた、気を失った・失いそうになったなどで受診されることが多いです。
また、健診で血圧やコレステロールの値が高いと言われたり、心電図異常を指摘されて来院する方が多いです。
- 循環器科ではどのような病気を診るのでしょうか?
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高血圧症、脂質異常症が多いですが、ペースメーカー留置されている方や虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞後、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、動脈瘤等の心臓および血管に関係する疾患が対象です。
- 「生活習慣病」と言う言葉を聞きますが教えて下さい。
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「生活習慣病」とは食生活、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が大きく関与する病気のことです。これまで「成人病」と呼ばれていました。
- 「生活習慣病」にならないためにはどうすればいいですか?
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生活習慣病を予防するためには、栄養やカロリーのことを知り、バランスのとれた規則正しい食事で、太り過ぎないようにカロリーの摂り過ぎに注意する。体力にあった適度な運動を行う。アルコールを飲むなら適量を守り、たばこはやめる。十分な休養を取り、ストレス解消に心がける。などです。言葉でいうのは簡単ですが…。
- どんなことが血圧をあげるのでしょうか?
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食塩・アルコールの過剰摂取、肥満、喫煙、ストレス、運動不足などが血圧を上げる要因になります。
- アルコールは飲んではいけないのですか?
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厚生労働省は「健康日本21(第一次)」の中で「節度ある適度な飲酒」を提案しています。
節度ある飲酒とは1日平均純アルコールで20g程度です。
大体ですが、「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チューハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。
- 妊娠中の血糖や血圧について相談できますか?
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はい、相談してください。
妊娠中の血糖値については管理目標がガイドラインで決まっていますし、基本的に内服薬は中止しないといけません。
分割職などで対応しますが必要な場合はインスリンを用いて血糖コントロールを行う必要があります。専門的な対応が必要になることもありますので、当院まで相談してください。
また血圧については妊娠中使用してはいけない降圧薬がたくさんあります。もし血圧の治療薬を飲んでいれば胎児に影響することがあります。この場合は変更が必要ですので当院まで相談してください。